研究課題/領域番号 |
19510032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 安田女子大学 (2008) 徳島大学 (2007) |
研究代表者 |
池原 敏孝 安田女子大学, 薬学部, 教授 (40111033)
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研究分担者 |
木内 陽介 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (80035807)
高橋 章 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (90304047)
石澤 啓介 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (60398013)
森本 敏文 詫間電波工業高等専門学校, 教授 (30044689)
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連携研究者 |
木内 陽介 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (80035807)
高橋 章 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授
石澤 啓介 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (60398013)
森本 敏文 詫間電波工業高等専門学校, 教授 (30044689)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | F-actin 変動磁界 / 高周波電磁界 / クロマフィン細胞 / 細胞内Ca^<2+> / コラーゲン合成 / アセチルコリン / 小胞体 / F-actin / 変動磁界 / 電磁波 / 438.5MHz / 細胞内カルシウム濃度 / 低浸透圧 / アクチン蛋白質 / 1.5テスラ / 細胞容積調節機構 |
研究概要 |
ウシ副腎髄質由来のクロマフィン細胞(1,2)とマウス骨芽細胞(3)の実験を試みた。 1.クロマフィン細胞を低張溶液にインキュベートすると、その直後にその細胞容積は一過性の増加を引き起こし、その後次第に液交換前の容積に回復した。1.5Tの変動磁界曝露およびサイトカラシンDを添加すると、F-actin量が減少したが、低張溶液への置換は交換直後の容積増加の最大値の増加と、回復時間の遅延が認められた。この影響は複数のF-actin重合阻止剤添加でも確認された。このことは磁界がactinの重合、脱重合に影響を及ぼすことを示唆する。 2.高周波電磁界曝露がアセチルコリン添加および高K^+溶液置換による細胞内Ca^<2+>濃度増加に及ぼす影響を調べた。細胞内Ca^<2+>は両者において一過性の増加を示し、時間経過と共に次第に減少する傾向を示した。このとき周波数は438.5MHzに一定とし、電磁場強度を26.6から54.6Wに変化させた。行ったすべての実験で、高周波電磁場曝露は上記の細胞内Ca^<2+>増加には有意の影響をおよぼさなかった。これらの結果は438.5MHzの高周波電磁場は小胞体からのCa^<2+>放出および細胞膜のCa^<2+>チャネルを介するCa^<2+> influxには影響をおよぼさないことを示した。 3、マウス骨芽様MC3T3-E1細胞の分化における極低周波磁界(ELF-EMF : 3mT, 60Hz)の影響を調べた。ELF-EMF曝露によりコラーゲン合成が刺激されるが、これはp38MAPK経路の介入により引き起こされる。またPI3K経路はこのELF-EMF曝露により誘導されるコラーゲン合成の抑制に関与し、このPI3K経路の抑制はコラーゲン合成を促進する可能性があり、磁界の関与を示唆した。
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