研究課題/領域番号 |
19510036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
石原 陽子 久留米大学, 医学部, 教授 (50203021)
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研究分担者 |
萩原 啓実 (萩原 啓美) 横浜桐蔭大学, 医用工学部, 教授 (90189465)
新井 雅隆 群馬大学, 工学部, 教授 (80112176)
田中 永一郎 久留米大学, 医学部, 教授 (80188284)
長谷川 豪 久留米大学, 医学部, 助教 (80383751)
小山 哲史 久留米大学, 医学部, 助教 (10549637)
西 芳寛 久留米大学, 医学部, 講師 (20352122)
村井 恵良 久留米大学, 医学部, 准教授 (40322820)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 健康影響評価 / ナノ粒子 / ナノマテリアル / ナノテクノロジー / 神経作用 / ミクログリア / アストロサイト / フラーレン / フラーレンウイスカー / 脳・神経 / 細胞毒性 / 環境政策 / 急性毒性 / 嗅球 / ナノサイエンス / 中枢神経 / リスク評価 / 嗅神経 / 物理的化学的特性 |
研究概要 |
ナノ粒子の神経系への影響に重点をおいて粒子特性に基づいた健康影響評価を適切に行うための方法について検討した。(1)嗅球や脳組織に取り込まれたナノ粒子は、neuronよりもastrocyteやmicrogliaとの関連性が高く、細胞に取り込まれて速やかに局所でクリアランスされている可能性がある。従って、ナノ粒子の安全性試験では、心肺への影響と共に神経系を介した嗅球や脳組織への影響も検討する必要がある。(2)ナノ粒子の体内動態は、ナノ粒子の物理的特性と化学的特性により強く影響を受ける可能性がある。(3)ナノマテリアルの安全性評価は、in vitro実験と同様にin vivo実験で代謝臓器への影響も充分に検討する必要がある。以上の結果から、ナノ粒子の健康影響評価は、粒子の特性に基づいたin vitroとin vivo両試験で評価する、神経組織への評価も加えた新試験法の確立が求められる。
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