研究課題/領域番号 |
19510071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
伊吹 裕子 静岡県立大学, 環境科学研究所, 准教授 (30236781)
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研究分担者 |
豊岡 達士 静岡県立大学, 環境科学研究所, 助教 (40423842)
大浦 健 静岡県立大学, 環境科学研究所, 助教 (60315851)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ヒストン / リン酸化 / 複合影響 / ヒストンH2X / ヒストンH3 / エピジェネティクス / 光 / 紫外線 / ヒストンH2AX |
研究概要 |
環境汚染物質と太陽光(紫外線)の複合作用後の皮膚培養細胞中のヒストン修飾変化について検討した。その結果、環境汚染物質への光照射により、光酸化物質が産生し、それがヒストンH2AX およびヒストンH3 のリン酸化を引き起こすことを明らかにした。また、光酸化物質がアポトーシスを阻害し細胞をがん化させることを示した。ヒストンH3 のリン酸化は発がんに関与していることが報告されていることから、本成果は環境汚染物質への太陽光照射が、ヒストンの修飾変化をもたらす発がん性物質を生成しうることを示唆したものである。
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