配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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研究概要 |
核スピンをもつ炭素13原子を多数導入したカーボンナノチューブを作製し,ラマン分光,NMR,輸送現象の測定を行った.ラマン分光の系統的な測定によりカーボンナノチューブ中の炭素13原子の濃度は完全に制御可能であることを示し,スペクトルの半値全幅の振る舞いを詳細に決定した.NMRの測定は縦緩和に2つの機構が関与していること,横緩和時間は長いことを示した.量子ドットとしての振る舞いを低温で示し,核スピン制御の可能性があることを示した.
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