バクテリア機能未知必須遺伝子群の機能ネットワークの解析

• 研究課題/領域番号: 19510198
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 基礎ゲノム科学
• 研究機関: 首都大学東京
• 研究代表者: 加藤 潤一 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 准教授 (10194820)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 微生物ゲノム / 大腸菌 / 光合成 / 光合成細菌 / ゲノム / クロロフィル / 最小必須遺伝子群 / 必須遺伝子 / 染色体 / 欠失変異 / 分子生物学

研究概要

大腸菌の機能未知必須遺伝子の機能解析を行い、リポ多糖(LPS)、ペプチドグリカンの基質の輸送に関与すると考えられる遺伝子群、転写に必須と考えられる新規DNA 分解酵素コードする遺伝子群を同定した。また染色体大規模欠失株を用いて野生株では難しい定常期における生存に関与する遺伝子群の解析を行い、ヌクレオプロテイン複合体を形成し、多くのストレスからDNA を保護しているDps タンパク質が増殖、生存に重要であることを明らかにした

研究成果

• [雑誌論文] Involvement of an essential gene, mviN, in murein synthesis in Escherichia coli (2008)
  • 著者名/発表者名: Inoue, A., Murata, Y., Takahashi, H., Tsuji, N., Fujisaki, S., and Kato, J.
  • 雑誌名: J. Bacteriol 190 ページ: 7298-7301
  • 査読あり
• [雑誌論文] Superpositioning of deletions promotes growth of Escherichia coli with a reduced genome (2008)
  • 著者名/発表者名: Mizoguchi, H., Sawano, Y., Kato, J., and Mori, H.
  • 雑誌名: DNA Research 15 ページ: 277-284
  • 査読あり
• [雑誌論文] Construction of consecutive deletions of the Escherichia coli chromosome (2007)
  • 著者名/発表者名: Kato, J. and Hashimoto, M.
  • 雑誌名: Mol. Syst. Biol 3 ページ: 132-132
  • 査読あり
• [雑誌論文] Construction of consecutive deletions of the Escherichia coli chromosome (2007)
  • 著者名/発表者名: Kato, J.
  • 雑誌名: Mol. Syst. Biol. 3
  • 査読あり
• [学会発表] Construction of Escherichia coli long chromosomaldeletion mutants and genome minimization. (2009)
  • 著者名/発表者名: Kato, J.
  • 学会等名: The 82nd Annual Congress of Japanese Society for Bacteriology
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2009-03-13
• [学会発表] Construction of Escherichia coli long chromosomal deletion mutants and genome minimization (2009)
  • 著者名/発表者名: Kato, J.
  • 学会等名: The 82nd Annual Congress of Japanese Society for Bacteriology
  • 発表場所: 名古屋
• [学会発表] 大腸菌染色体大規模欠失株の作製と解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 加藤潤一、本多弘典、大森拓磨、金 景順、蔡安蓉、橋本 昌征、樽谷愛理
  • 学会等名: 第3回日本ゲノム微生物学会年会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 大腸菌の染色体大規模欠失変異株の作製とその性質 (2008)
  • 著者名/発表者名: 加藤潤一
  • 学会等名: 第30回日本分子生物学会年会・第80回日本生化学会大会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2008-12-13
• [学会発表] 大腸菌の染色体大規模欠失変異株の作製とその性質 (2008)
  • 著者名/発表者名: 加藤潤一
  • 学会等名: 第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2008-12-11
• [学会発表] 大腸菌の染色体大規模欠失変異株の作製とその性質 (2008)
  • 著者名/発表者名: 加藤潤一、本多 弘典、大森拓磨、金景順、蔡安蓉、橋本昌征、樽谷愛理
  • 学会等名: 第31 回日本分子生物学会年会・第81 回日本生化学会大会合同大会
  • 発表場所: 神戸
• [学会発表] 大腸菌の外膜タンパク質の膜局在化に必須なyfiO遺伝子の遺伝学的解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 立川智章、加藤潤一
  • 学会等名: 第2回日本ゲノム微生物学会年会
  • 発表場所: 大阪
• [学会発表] 大腸菌の染色体大規模欠失変異株の作製とその性質 (2008)
  • 著者名/発表者名: 加藤潤一、本多 弘典、馬鳥裕史、橋本昌征, 金景順
  • 学会等名: 第2回日本ゲノム微生物学会年会
  • 発表場所: 大阪
• [学会発表] 大腸菌の外膜タンパク質の膜局在化に必須なyfiO遺伝子の遺伝学的解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 立川智章、加藤潤一
  • 学会等名: 第30回日本分子生物学会年会・第80回日本生化学会大会
  • 発表場所: 横浜
• [学会発表] 大腸菌の染色体大規模欠失変異株の作製とその性質 (2007)
  • 著者名/発表者名: 加藤潤一、本多 弘典、馬鳥裕史、橋本昌征, 金景順
  • 学会等名: 第30回日本分子生物学会年会・第80回日本生化学会大会
  • 発表場所: 横浜
• [図書] Construction of long chromosomal deletion mutants of Escherichia coli and minimization of the genome. Methods in Molecular Biology (Microbial Gene Essentiality - Protocols and Bioinformatics)(Osterman, A. L. and Gerdes, S. Y. (ed.) (2008)
  • 著者名/発表者名: Kato, J. and Hashimoto, M.
  • 出版者: Humana Press, Totowa, New Jersey
• [図書] Methods in Molecular Biology 416(Microbial Gene Essentiality: Protocols and Bioinformatics) (2007)
  • 著者名/発表者名: Kato, J.
  • 総ページ数: 15
  • 出版者: Humana Press Inc.,
• [備考]
  • URL: http://dept.biol.metro-u.ac.jp/labo.asp?ID=molgen
• [備考]
  • URL: http://www.shigen.nig.ac.jp/ecoli/pec/index.jsp