研究課題/領域番号 |
19510210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
橋本 誠 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (90292094)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 光アフィニティーラベル / ジアジリン / 核酸-蛋白質相互作用 / 構造活性相関 / 機能部位解析 |
研究概要 |
プラチナ含有エチレンジアミン化合物骨格が核酸親和性を持つことを利用し、核酸-生体高分子相互作用解析を行うための新規光アフィニティーラベル用trifluoromethylphenyldiazirine誘導体の合成反応を検討した。プラチナ含有エチレンジアミン化合物骨格に、最終段階でtrifluoromethylphenyldiazirine を導入する方法を選択し、効率よく光反応性基を持つ2価プラチナ化合物の合成に成功し、その性質を検討した。光分解性については、350nm 付近の光照射によりカルベンが発生し標的生体分子との間にクロスリンク反応が半減期は約3分で進行することを確認した。また核酸との相互作用のモデル系としてGMP(グアノシンー1-リン酸)とtrifluoromethylphenyldiazirine 含有プラチナ含有エチレンジアミン化合物の複合体形成を^1H-NMR解析により検討し、期待した通りGMP との相互作用が起きている事を確認した。この事から合成した化合物が、目的とした核酸親和性を持つことが明らかとなり、有機プラチナ化合物に光反応性trifluoromethylphenyldiazirine を修飾してもその親和性に大きな変化が見られない事が明らかとなり、マイクロアレイ解析へ適用するための基礎を確立した。
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