研究課題
基盤研究(C)
もっとも原始的な脊椎動物である寄生性の無顎類口腔腺分泌液について、初めてタンパク質から低分子までを網羅的に分析し新規の生理活性物質を探索した。その結果、血管収縮にかかわる新規カルシウムチャネル阻害タンパク、血液凝固を阻止する線溶酵素、および機能未知の低分子を見いだし、それぞれクローン化、構造解析を実施するとともに、進化的考察をおこなった。これらの物質が血圧調節や血栓治療などに応用される可能性も示した。
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Lethenteron japonicum, Biochemical and Biophysical Research Communications 358
ページ: 35-40
Biochemical and Biophysical Research Communica-tions 358