研究課題/領域番号 |
19510232
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
|
研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
東海 正 東京海洋大学, 海洋科学部, 教授 (30237044)
|
研究分担者 |
塩出 大輔 東京海洋大学, 海洋科学部, 助教 (40361810)
内田 圭一 東京海洋大学, 海洋科学部, 助教 (50313391)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ヌタウナギ / クロヌタウナギ / 乱獲 / 産卵期 / 成長 / 成熟開始年齢 / 初産年齢 / 繁殖戦略 / 漁獲能率 / 成長式 / 産卵周期 / クロメクラウナギ / 産卵生態 / 成熟開始体長 / 産卵回遊仮説 |
研究概要 |
この研究ではヌタウナギ類が乱獲に陥るメカニズムを明らかにした。東京湾や相模湾で採集査したヌタウナギ標本について生殖腺を調べることで,雌雄ともに成熟全長を35cm以上と,産卵期は9月頃と推定した。体長組成の年齢群を判別して求めた全長35cmまでの成長曲線より,成熟全長35cmまでに4年以上要し,これに卵の発達に必要な1年を加えて初産年齢を5歳と推定した。さらに,一回産卵数20~50個と隔年産卵も含めて,こうした低い増殖能力が漁業による乱獲に陥りやすい理由である。
|