研究課題/領域番号 |
19510282
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 名古屋経済大学 |
研究代表者 |
川津 雅江 名古屋経済大学, 法学部, 教授 (30278387)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ジェンダー / セクシュアリティ / フェミニズム / 英米文学 / 西洋古典 |
研究概要 |
本研究の成果によれば、近代イギリスに生じたフェミニズムの言説は、ホラティウスのいう「男性的なサッポー」のような男性に匹敵する知性をもつ女性を理想像として提示したとき、そのセクシュアリティも「男性的な」(古来女性同性愛もしくは淫乱を含意)ことを否定し、むしろ異性愛関係において「無性的な」(情欲がない)ことを強調した。こうした男性的女性の無性化は、強制的な異性愛文化・社会の出現と関連があった。
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