研究課題/領域番号 |
19520008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
田口 茂 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (50287950)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 哲学 / 現象学 / フッサール / レヴィナス / 理性 / 倫理 / 明証 / 主体性 / 経験 / 宗教性 / 懐疑論 |
研究概要 |
フッサールの「理性」概念は、論証的理性をある種の直観的理性へ、すなわち「明証」へと帰着させ、思惟の尺度・根拠への問いを先鋭化することによって、結果的に現象学の「自我論的」転回と「倫理的」転回をもたらした。彼の「原自我」「現象学する自我」の概念と、それが担う「責任性」の概念は、レヴィナスの主体性論と理性論を現象学的に理解するための拠り所となりうる。そこでは、理性を認識の自己陶酔から「覚醒」させるものとしての「倫理的」理性の概念が提起されている。
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