研究課題/領域番号 |
19520014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山本 巍 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (70012515)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 西洋哲学 / ギリシア哲学 / アリストテレス / ヘラクレイトス / オイディプス / 偶然性と運命 / 原初受動性 / 言葉 / 政治動物 / 個体存在 / モイラ運命 / 悲劇 |
研究概要 |
人間は、自らが何ものであって、宇宙進化の先端に立つことの意味は何であるか、に関心をもつところの生き物である。こうして人間は、一方では原初受動性に制限され(誰も生まれようと思って生まれたわけではない)、世界の偶然性に翻弄される。他方では個人として自らの活動でその存在を維持拡張しようとする。その個人と個人を超える宇宙脈絡の力のせめぎ合いがモイラ運命であることを明らかにし、「汝自らを知れ」という抽象の極みとも見える掟が具現遂行される現場がモイラ運命であったことを示した。そしてこれに基づいて具体例としてオイディプスの悲劇を解明した。
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