研究課題/領域番号 |
19520022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
上野 修 大阪大学, 文学研究科, 教授 (10184946)
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研究分担者 |
永井 均 日本大学, 文理学部, 教授 (20227979)
入不二 基義 青山学院大学, 文学部, 教授 (80263804)
古荘 真敬 山口大学, 人文学部, 准教授 (20346571)
青山 拓央 山口大学, 時間学研究所, 講師 (20432734)
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研究協力者 |
郡司 ペギオ幸夫 神戸大学, 理学研究科地球惑星科学専攻, 教授 (40192570)
小山 悠 東京大学, 大学院・総合文化研究科
勝守 真 秋田大学, 教育文化学部, 準教授 (00204446)
中野 昌宏 青山学院大学, 総合文化政策学部, 准教授 (30315311)
三平 正明 日本大学, 文理学部, 助手 (60421145)
山田 友幸 北海道大学, 文学部, 教授 (40166723)
重田 謙 大阪大学, 文学研究科, 助教 (30452402)
入江 幸男 大阪大学, 文学研究科, 教授 (70160075)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 独在的<私> / 独今的<今> / 現実性 / 指標詞 / 様相 / クオリア / 独在論的な<私> / 時間論 / 運命論 / 言語共同体 |
研究概要 |
独在的<私>と独今的<いま>が非常によく似た仕方で現実概念の根本にあることが明らかとなった。<私>と<いま>が世界のどの個人、どの時点を開闢点とするかは偶然である。にもかかわらず、いったん開闢されるとその特異点は諸個人のうちの一人物と歴史時間の現在に位置づけられ、特異性を失う。そしてこのことがむしろ現実性の条件となっている。このような二重性は、言語の使用者がまさにその使用によって言語世界の限界内に位置づけられる、その仕方によって理解されねばならない。
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