研究課題/領域番号 |
19520049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
吉水 千鶴子 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (10361297)
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研究分担者 |
佐久間 秀範 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (90225839)
小野 基 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (00272120)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中観思想 / 仏教論理学 / チベット仏教 / 帰謬論証 / 明句論 / 大乗仏教思想 / 自立論証 / 主張命題 / 仏教学全般 / 大乗仏教 / 大乗仏教思 / チャンドラキールティ / シャン・タンサクパ / 離辺中観説 |
研究概要 |
本研究は、チベット人シャン・タンサクパ著『中観明句論註釈』の写本解読により、インドからチベットへ、チャンドラキールティの帰謬論証を用いる中観思想がインドの仏教論理学と融合しながら伝承された11~12世紀の時代思潮を明らかにした。すなわちチャンドラキールティ自身が先行するディグナーガの論理学を取り入れており、中観派によって他者に真実を知らしめるための命題と論理の使用は是認される。この新しい知見により、本研究は中観仏教思想史を見直し、論理学との融合過程に焦点をあてて再構築した。
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