研究課題/領域番号 |
19520067
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
大谷 栄一 佛教大学, 社会学部, 准教授 (70385962)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 戦後日本社会 / 仏教社会運動 / 仏教社会主義 / 平和運動 / 公共宗教論 / 宗教者平和運動 / 公共的役割 / 日本国憲法九条 / 日本宗教者平和協議会 / 平和を作り出す宗教者ネット / 宗教者九条の和 / 宗教と平和 / 宗教の社会活動 |
研究概要 |
本研究の目的は、アジア・太平洋戦争終戦後、伝統教団の改革運動と平和運動を実践した仏教社会運動が、戦後日本社会の形成にどのように寄与したのかを実証的に調査・研究するとともに、2001年9月11日のニューヨーク同時多発テロ事件以降の新たな宗教者平和運動が、現代日本社会で果たしている公共的役割を実証的に調査・研究することである。 一次資料の収集を中心とした文献調査、現代の宗教者平和運動の集会への参与観察、宗教者平和運動諸団体の関係者への聞き取り調査を通じて、戦後日本における仏教社会運動(とくに宗教者平和運動)は日本社会の公共的領域において活動がなされ、一定の公共的役割を果たしてきたことを明らかにした。 とりわけ、9・11以降の日本社会における宗教者平和運動は、平和運動セクターの一環として活動し、宗教的に意味づけされた日本国憲法九条を掲げながら、さまざまな立場の宗教者や労働者、市民たちとのネットワーク関係の中で公共的役割を果たしていることが明らかとなった。
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