研究課題/領域番号 |
19520080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鏑木 政彦 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 准教授 (80336057)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 社会思想史 / 政治思想史 / 宗教 / 文化 / 聖なるもの / カッシーラー / ティリッヒ / ベンヤシン / 和辻哲郎 / 政治と宗教 / 神話 / ベンヤミン / ジンメル / ワイマール |
研究概要 |
本研究は、世俗化が進行する西洋後期近代において「聖なるもの」と文化の関係がいかに理解されたのかを、ドイツ近代の思想家-ジンメル、カッシーラー、ティリッヒ、ベンヤミン-の分析を通して明らかにした。これらの思想家は、立場や方法の相違にもかかわらず、分化した諸文化一領域としての宗教と、その根底にある宗教(あるいは神話)という二重性の枠組みで「聖なるもの」を捉えた。この認識は、後期近代における文化的共同性の特質を捉えるために不可欠の視点を提供し、世俗化と脱世俗化の相反する現代の動向を理解する手がかりとなるものである。
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