研究課題/領域番号 |
19520086
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
北村 清彦 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70177864)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヨネ・ノグチ / イサム・ノグチ / 文化的二重国籍性 / 外山卯三郎 / 牧野義雄 / 戦争詩 / 国粋主義 / 国家主義 / イサム・ノグ / 美学 / ヨネ / ノグチ / イサム |
研究概要 |
ヨネの思想や美学は哲学的に厳密に規定されるものではなく、「日本的なもの」を詩人的直観に基づいて俳句や浮世絵の中に見出したに過ぎない。「西洋対東洋」という図式の中で、英語で詩作している限りはこの図式は微妙なバランスを維持していたが、日本語で詩作し始めた時、このバランスは崩れ、それぞれの国の文化を尊重する健全な「国粋主義」から、日本の文化を欧米のそれよりも勝るとする極端な「国家主義」に堕してしまったのである。
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