研究課題/領域番号 |
19520100
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
永田 靖 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80269969)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アジア演劇 / モダン・シアター / 朝鮮系ロシア演劇 / 国立朝鮮劇場 / ディアスポラ演劇 / モダニズム演劇 / ポスト・コロニアル / 移民 / グローバリゼーション / 『ミカド』 |
研究概要 |
ロシアにおける日本と朝鮮演劇の展開過程は、1)具体的な劇の翻訳と上演2)ロシアの演劇学者の日本・朝鮮演劇研究3)日本・朝鮮演劇の要素の吸収4)日本・朝鮮人のロシア内での演劇活動と4つに分けて考えることができる。1)と2)については20世紀の諸データについて整理し、3)については20年代初頭のモダニズム演劇研究として整理した。4)についてはロシアでの国立朝鮮劇劇場について研究の端緒につけた。日本・朝鮮演劇はロシア演劇にとっては、モダニズムの側面において貢献している一方で、ソ連の政治に大きく翻弄もされて来た。ロシアにおける日本・朝鮮演劇の活動は、同時にアジアにおける近代演劇との接触の歴史でもある。
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