研究課題/領域番号 |
19520107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | フェリス女学院大学 (2008) 聖学院大学 (2007) |
研究代表者 |
近藤 存志 フェリス女学院大学, 文学部, 准教授 (00323288)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | イギリス芸術文化 / イギリス建築史 / デザイン史 / ゴシック・リヴァイヴァル / ゴシック建築 / ロンドン王立裁判所 / ヴィクトリア朝文化 / ヴィクトリア朝時代 / イギリス:イングランド / ジョージ・エドムンド・ストリート |
研究概要 |
1830年代に行われた英国国会議事堂の設計競技では、ゴシック様式ないしはエリザベス朝様式を使用することが設計条件として示されていた。それから約30年を経て開催されたロンドン王立裁判所の指名設計競技では、様式上の規定が設けられなかったにもかかわらず、すべての応募案においてゴシック様式が採用されていた。本研究では、盛期ヴィクトリア朝社会において、ゴシック様式が大都市の中心部に位置する大規模公共建築に適した建築様式として認知されるに至った事実に着目し、19世紀英国のゴシック・リヴァイヴァルを「国民的・市民的様式」として解釈した。
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