研究課題/領域番号 |
19520173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 名古屋女子大学 |
研究代表者 |
辻 和良 名古屋女子大学, 文学部, 教授 (80217299)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 古代文学 / 王権論 / 時間論 / 王朝的価値観 / 相関性 / 空間論 / 交易 / 夕霧的世界 / 竹河巻論 |
研究概要 |
研究成果としては、第二部においては第一部に見られたような直接的王権索求的展開ではなく、言わば王朝的価値観の相対化というものが進んでいること-玉鬘・夕霧などの活躍-が繋がりとして明らかとなり、第三部では、八の宮周辺で直接的な王権論物語が持ち出されようとしながら、結果的には何ら衝撃的な事も起こらず、逆に「王権論」そのものが解体される環境が整いつつある。しかし、そのこと自体が第一部「王権論」を捉え直し、相関的な視点をそこに持ち込むことを促してもいる。
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