研究課題/領域番号 |
19520187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
原 英一 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40106745)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ロマンス / イギリス小説 / ジャンル交替 / 近代商業資本主義 / ロンドン / センチメンタリズム / 市民道徳 / ディケンズ / ヴィクトリア朝 / センチメント / 都市 / ジャンル / ウイット / アフラ・ベイン / ウィット |
研究概要 |
本研究では、「都市ロマンス文学」という概念を措定し、17世紀から18世紀に至るイギリス文学の流れの中での、人間性と商業資本主義との連関を研究した。近代文明人が抱え込んだ理性と野性との葛藤は、王政復古期の貴族文化における「ウィット」が、新興市民階級の価値観である「センチメント」へ変容し、小説という新ジャンル創造へ向かう歴史的過程である。本研究では、文学ジャンル生成を惹起する都市文明の勃興と精神史の相関関係を明らかにした。
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