研究課題
基盤研究(C)
12世紀半ば以降、イングランドを含む西ヨーロッパ各地の世俗君主の宮廷において、アリストテレスやキケロに代表される古典古代の政治倫理思想の影響を受けながら、世俗社会の政治構造やその倫理的基盤を俗語で論じ、俗語に備わる表現能力を政治理論や社会思想の領域でも最大限に高めようとする努力が盛んに行なわれるようになった。本研究は、14世紀末から15世紀半ばまでのイングランドにおける俗語文学の発達を、こうした汎ヨーロッパ的な思想的潮流の一環として再検証した試みである。
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Through a Classical Eye (published by University of Toronto Press)
ページ: 339-362
Proceedings of the 79th General Meeting of English Literary Society of Japan
ページ: 173-175
On John Gower:Essays at the Millennium(published by Medieval Institute Publications) (図書・共著)
ページ: 71-103