研究課題/領域番号 |
19520199
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
塚本 昌則 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (90242081)
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研究分担者 |
月村 辰雄 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50143342)
中地 義和 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50188942)
野崎 歓 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (60218310)
畑 浩一郎 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教 (20514574)
鈴木 雅生 共立女子大学, 文芸学部, 専任講師 (30431878)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 前衛 / 後衛 / 紋切り型 / 死 / 視覚的体験 / 時間意識 / 20世紀文学 / ユートピア / メディア / 危機 / 自伝 / 再生 / メランコリー / 回帰する時間 / 直線的時間 |
研究概要 |
20世紀文学は多様な文芸思潮を生みだしたが、その全体の俯瞰を可能とするような創作意識を見出すことは可能だろうか?本研究はこの作業を、多彩な時間意識の表現、とりわけ年代順の時間の流れとは異なる、さまざまな時間意識の表現という視点から分析しようとするものである。登場人物の人格の崩壊、物語の破壊という既存の形式の否定とみえるものの根底に、実際には人間に対する変わらない関心、他者のために苦しむ力があり、それが新たな創作意識へと向かう力学の一端を明らかにした。
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