研究課題/領域番号 |
19520204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 横浜国立大学 (2007-2008, 2010) 和光大学 (2009) |
研究代表者 |
宮崎 かすみ 横浜国立大学 (10255200)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | オスカー・ワイルド / 同性愛 / アイデンティティ / ソドミー / 性科学 / セクソロジー / ディジェネレーション(変質論) / クィア批評 / ワイルド裁判 / マスキュリニティ / 男色 / 変質論 / セクソロジー(性科学) / 自然 / 夏目漱石 / 同性愛アイデンティティ / ポスト・フーコー / クローゼットの言語 / クラフト=エビング |
研究概要 |
近年大幅な見直しが進行している十九世紀後半のイギリス同性愛史の最新研究成果の全体を渉猟した上で、研究者を招へいし、日本に広く紹介した。この知見に基づき、オスカー・ワイルドの文学について、同性愛をめぐる思想史の文脈から分析して明らかにした。これに並行して、この時代の英文学に特有な、同性愛タブーを背景としながらもそのなかでも根強く存在した同性愛文化に、同時代の英文学者、夏目漱石が大きく影響を受けたことを明らかにし、この成果を書籍にして刊行した。また英語圏で発表を行ったり、論文集に寄稿するなどして、漱石の代表作『心』とワイルド、聖書の関係性を英語圏に広く紹介した。
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