研究課題
基盤研究(C)
イギリスのニューレフトと呼ばれる文化・政治運動が、実は1930年代に始まるモダニズムの理念や発想に基づいているという仮説を、これらの研究を通して提唱することができた。それにより、政治学や社会学で考えられてきたように、ニューレフトは冷戦構造と高学歴社会における一時的な現象であったのではなく、近代の産業構造の変化にともなう文化的な反応であったことが立証できた。とりわけ、ニューレフトが理性中心の西欧思想を批判する中で、感情の基づく新しい形式を文学やアートの制作を通して模索していた様態を明らかにすることができた。
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英文学研究 86巻
ページ: 31-35
英文学研究 86
大阪大学大学院言語文化研究科
ページ: 11-20
言語文化共同研究プロジェクト2007 ポストコロニアル・フオーメーションズIII 3
120006894901
ページ: 41-50
言語文化共同研究プロジェクト2006 II
120006894899
http://www014.upp.so-net.ne.jp/raywillyz/