研究課題/領域番号 |
19520223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
村瀬 有司 大阪大学, 世界言語研究センター, 准教授 (10324873)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | トルクァート・タッソ / アリオスト / 詩行の跨り(アンジャンブマン) / 騎士物語 / 叙事詩 / イタリア・ルネサンス文学 / Torquato Tasso / アンジャンブマン / 印刷技術 / 英雄詩 / ルネサンス / イタリア文学 / 写本 / テキストクリティーク |
研究概要 |
ルネサンス期のイタリア詩人、プルチ、アリオスト、タッソの英雄詩を対象に、詩句の跨りという現象に着目して研究を行なった。この時代の英雄詩は1行11音節という定型に従っている。しかし一文は11音節という大きさに収まりきらず、しばしば次行に跨る。この詩行の分断は流麗な音の流れを損ない、聴覚に基づく詩の理解を困難にする。本研究はこの現象を活字印刷の視覚的要素の現れと考え、その頻度を見ることで英雄詩の文体の相異を整理した。
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