研究課題/領域番号 |
19520225
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
井上 直子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (80314441)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 詩的言語 / 詩学 / ジュネット / 仏文学 / 言語学 / 詩 |
研究概要 |
フランスにおける、ボードレール以降の詩人たちの言語観を明らかにしつつ、言語学における詩学の役割を考察した。従来、言語学において、詩は伝達を目的としない言語と見なされていた。これに対し、20世紀後半の詩人たちにとっては、詩の言語学はさらに新しい発展を見せ、読み手と詩人だけが対峙する場としての言語行為の言語学となっている。指示対象が詩人にとって「いま・ここ」にしか存在しない、という20世紀の詩的言語学はさらに発展し、詩の世界は「いま・ここ」にしか存在しない読み手によってのみ支えられたものとなっている。以上の視点の変化を、さまざまな詩人の言語観をもとに示した。
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