研究課題/領域番号 |
19520230
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
|
研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
吉田 孝夫 奈良女子大学, 文学部, 准教授 (40340426)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
|
キーワード | 伝説 / グリム / 鉱山 / 山 / 異界 / 人文主義 / 通過儀礼 / 日本霊異記 / ホレ / 近世 / 山姥 / ギンズブルグ / ポイカート / 鉱山伝説 / 他界観 / 煉獄 / 『日本霊異記』 / 山霊 / 近世ドイツ / 『ジュピターの裁き』 / フォルトゥーナ / フッテン / 大地母神 |
研究概要 |
中世末期・近世以降に伝承されるドイツ鉱山・山岳伝説を、ドイツの精神文化史に位置づける試みである。<山>のモチーフがもつ異界と通過儀礼の場としての機能を、ドイツ以外の日本・中国の文脈にも目配りしつつ考察した。中世よりドイツが牽引した産業である<鉱山>としての山岳では、異界としての伝統的観念を担う一方で、中世と近代の過渡期である近世の変容と矛盾を如実に映し出す鏡となっていることを明らかにした。
|