研究課題/領域番号 |
19520233
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
島谷 謙 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 准教授 (00243519)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 歴史文学 / 想像力 / シラー / C.F.マイヤー / S.ツヴァイク / G.カイザー / 史実 / ドイツ文学 / 歴史 / ホルヴァート |
研究概要 |
本研究は、近現代の複数の作家の史実(歴史)を踏まえた作品、歴史文学を対象とする。 史実を見極めながら、時代(史実)に対峙し発動される想像力と方法論の在りようを捉え、文学という器の可能性を探る。 対象作家はドイツ古典主義を代表するF.シラーから20世紀のS.ツヴァイクに及ぶ。主な研究成果として、『歴史と想像力』を世界思想社から刊行した。 『大学新入生に薦める101冊の本』(岩波)では、司馬遼太郎や藤沢周平、マサリクなどの著書を解説し、ドイツと日本の歴史文学の相違に関して考察した。 「ドイツ表現主義とビューヒナー」という論文では、19世紀前半期に活動したビューヒナーの作品が、20世紀前半に活動した表現主義の劇作家トラーとカイザーの作品へ与えた影響関係を考察した。
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