研究課題/領域番号 |
19520237
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 中京大学 (2008-2009) 山口大学 (2007) |
研究代表者 |
武井 暁子 中京大学, 国際教養学部, 教授 (00403634)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 18世紀イギリス / 医学史 / ジェンダー / 18世紀イギリス小説 |
研究概要 |
18世紀後半から19世紀初頭のイギリス小説の重要なテーマであった感受性の概念は神経医学の発達の産物であり、医学知識の一般化と不即不離だった。感受性が広く大衆に受け入れられるにつれて、女性の身体的精神的か弱さは女性らしい感受性や繊細さの証拠とされた。女性自身も、理想の女性像に合わせるべく、自己の弱さを演出し、ヒステリー、拒食症、さらに漠然とした身体の不快が女性特有の病気や症状として蔓延した。これらのことを当時の医学資料を参照し、明らかにした。
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