研究課題/領域番号 |
19520252
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
天野 みゆき 県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (50258282)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 帝国主義 / 帝国意識 / ハリエット・マーティノウ / ジョージ・エリオット / 英米文学 / H・マーティノウ / H.マーティノウ / G.エリオット |
研究概要 |
19世紀イギリスの代表的な小説家、ジョージ・エリオット(1819-80)とジャーナリストでもあり作家でもあったハリエット・マーティノウ(1802-76)の「帝国意識」を探ることで、当時の文学とジャーナリズム、政治の関係を明らかにした。 二人ともイギリス人の卓越性を信じ、それがイギリスの帝国支配を正当化する根拠となっている。しかし、民族支配の問題は階級およびジェンダーの問題と本質的に同じであることを洞察し、他者に対する寛容性を最も重視することで、独善的な帝国主義イデオロギーに染まるのを回避していたことが明らかになった。
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