研究課題/領域番号 |
19520254
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
原口 尚彰 東北学院大学, 文学部, 教授 (60289048)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 新約聖書学 / マカリズム / 幸い / 修辞学 / 釈義 / 黙示 / 知恵文学 / 幸福論 / 文献学 / 初期キリスト教 / 知恵 / 倫理的勧告 / 信仰 / 聖書学 / 修辞的機能 / 福音書 / 物語的文脈 / 語録資料 / 伝承 / 担い手集団 / 機能論的分析 / 使徒教父 / フィロン |
研究概要 |
本研究は、初期キリスト教文書に出てくるすべてのマカリズムを個別的に詳細に検討した後に、全体を展望して一定の結論を得ることが出来た。初期キリスト教は旧約聖書から継受したマカリズム(幸いの宣言)という文学形式を用いるにあたっては非常に柔軟であり、修辞的目的に合わせて多様な文体を展開している。初期キリスト教のマカリズムは、内容的にも非常に多様で、異なったコンテクストにおいて、異なった意味付けのもとに臨機応変に用いられていた。このことは、マカリズム(幸いの宣言)が初期のキリスト教において、活ける宗教の言葉として形成発展したことを示している。
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