研究課題/領域番号 |
19520257
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
不破 有理 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60156982)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 英米文学 / アーサー王伝説 / ウェールズ / 中世英文学 / Alliterative Morte Arthure / 『頭韻詩アーサーの死』 / 頭韻詩復興 / 国家表象 / 聖戦論 / アーサー王物語 / The Awntyrs off Arthure at the Terne Wathelyne / Sir Thomas Malory / 受容史 / Thornton MS 91 / 『頭韻詩 アーサーの死』 / ナショナリズム / ドラゴン / 頭韻詩アーサーの死 / Geoffrey of Monmouth / Lavamon / Wace |
研究概要 |
ドラゴンはブリテンの国家の表象として用いられる場合が多いが、ジェフリ・オブ・モンマス以前のウェールズの資料においては、古代ブリテンの王であるアーサーとは必ずしも初期の段階で結びついていたわけではない点を指摘した。また14世紀から15世紀におけるイングランド北西部に分布した一連のアーサー王作品を分析し、写本によって異なる作品の読み方が必要であり、アーサー王伝説が王権の表象として利用されたのみならず、地方の政情安定の表象装置としても作用していることを論じた。
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