研究課題/領域番号 |
19520286
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
花登 正宏 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (60107175)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 中国辞書史 / 文字の配列 / 形書 / 義書 / 音書 / 画数 / 洪武正韻彙編 / 益会玉篇 / 辞書史 / 部首 / 配列方法 / 『洪武正韻彙編』 / 『玉篇』 / 辞書 / 字書 / 画引き辞書 / 音引き辞書 / 意義分類体辞書 / 韻書 / 画引き字書 / 韻引き字書 |
研究概要 |
本研究は、収録字の配列方法という観点より、中国辞書史を考察しようとしたものである。漢字には字形・字音・字義の3つの要素があり、このおのおのを配列の手段、換言すれば検索の手段とする伝統的な辞書が存在する。まず字義により配列された『爾雅』が最初に成立し、ついで字形により配列された『説文解字』が成立、字音により配列された「声類」・「韻集」の成立は最も遅れた。その理由は、配列手段の分析の難度の高いものほど、その成立が遅れたのである。また、字形を配列の手段とする辞書で、部首及び収録字の双方を画数綬に配列した辞書は、従来『字彙』(1615年)とされてきたが、それに先んじて『洪武正韻彙編』(1602年)のあることを初めて指摘した。
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