研究課題/領域番号 |
19520309
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
工藤 貴正 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (80205096)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中国近現代文学 / 厨川白村現象 / 大陸・中国 / 台湾 / 香港 / 再評価と継続的評価 / 厨川白村文芸思想研究 / 引用されるテクスト / 文字概論 / 文学理論 / 現代性 / 大陸中国・香港 / 民国文壇 / 文芸思想 / 文芸思潮 / 生命主義 |
研究概要 |
厨川白村著作が及ぼした影響について、中国語圏(大陸・中国、台湾、香港)全体を視野に入れて考察、分析したものであり、一度衰退した大陸に対し、台湾では新しい翻訳者を獲得して、継続して普及した原因と方法を考察した。さらに、中国における厨川白村著作の回帰と再評価の特徴が、単に西洋の「近代化」を導入するための道具としてあったばかりでなく、マルクス主義・社会主義芸術論の浸透により、厨川白村文芸論は文芸心理学と文芸社会学の合流・結合がなされた文芸理論として高く評価され、「厨川白村研究」「厨川白村文芸思想研究」という新しい語彙と領域が出現していることを提示した。
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