研究課題/領域番号 |
19520345
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
林 博司 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (40135819)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 与格 / 語彙概念構造 / プロファイリング / 主題性 / 二次述語 / 分離(不)可能性 / 拡大イベント / 受影性 / 心的与格 / 非語彙的与格 / 拡大与格 / 二次叙述 / 意味合成操作 / 制約 / 達成動詞 |
研究概要 |
文中の名詞が述語と結ぶ意味関係を形の上で表す「格」の一つである与格の中でも、仏語を学ぶ日本人学習者が苦手とする非語彙的与格(述語が必須成分として要求しない与格)に焦点を当ててそのメカニスムを研究した。仏語では、その意味に結果を含む述語を中心とする文にこの与格が現れること(「二次叙述仮説」)、ルーマニア語では、述語の意味よりもこの与格が受けている名詞の「主題性」がこの与格の出現に関与していること、日本語ではこの与格は間接受動文の主語に相当し、ルーマニア語と同様に「主題性」が重要なポイントとなることを明らかにした。
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