研究課題/領域番号 |
19520368
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
新田 春夫 武蔵大学, 人文学部, 教授 (00012443)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 言語学 / 独語 / 社会語用論 / 論争 / 修辞的手段 / ドイツ近世 / 宗教改革運動 / 近世ドイツ / 論争書 / ドイツ語 |
研究概要 |
エックなどのカトリック神学者とルターなどのプロテスタント神学者は共に多彩な修辞的技巧を駆使して効果的な文書の作成に努めた。ただ、カトリック派が社会的に優越した立場から皮肉などを交えた間接的な表現を用いたのに対し,プロテスタント派は体制打破を目標とするところから,しばしば粗暴で直接的な表現によって相手を攻撃した。また、庶民の啓蒙と扇動を重視するプロテスタント派が平易な文章を書いたのに対し、神学的問題に世俗の庶民を関わらせてはならないという考えのカトリック派にはそのような視点が欠けていた。
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