研究課題/領域番号 |
19520378
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
伊藤 益代 福岡大学, 人文学部, 准教授 (10289514)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 言語習得 / 量化表現 / scalar implicature / 語用論的知識 / 推意 / 削除 / 表層照応 / EVEN / Scalar Implicature / 「だって」 / 言語獲得 / 削除現象 / LF再構築 / 「さえ」 |
研究概要 |
2つのテーマ、(1)取りたて詞「だって」を含む文の語用論的スケール上の情報量を日本語児が計算できるかどうか、及び(2)統語的に確実に表層照応のひとつであると考えられる格標識付きstripping構文において、日本語児が正しく削除箇所を解釈できるかどうか、を実験により比較・検証し、発展させた。 結果、(1)については、処理コストが軽減された質問法において、語用論的情報量に敏感であることを示した。(2)については、先行詞が量化表現である場合も、「自分」および空の変項を含む文について正しく束縛変項およびsloppy解釈をすることが明らかとなった。
|