研究課題/領域番号 |
19520383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大木 一夫 東北大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (00250647)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 日本語史 / 文法史 / 活用 / 係り結び / 日本語学 / 連体形 / 活用形 |
研究概要 |
本研究は、古代語の活用体系・連体形の機能の分析をおこない、古代語の連体形がいかなる文法形式であったのかを明らかにするものである。平安時代における連体形の基本的機能は、連体修飾機能と準体句形成機能である。係り結びは、現代語のスコープの「のだ」とほぼ同等の機能をもつと考えられ、係り結びの連体形も準体句を形成するものである。また擬喚述法の連体形も準体句と考えられる。連体形は、平安時代以降変遷するが、この準体句形成機能が退化し、それにより連体形終止の一般化と、係り結びの衰退が引き起こされたのだと考える。
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