研究課題/領域番号 |
19520410
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
丸田 忠雄 東京理科大学, 理学部, 教授 (10115074)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | MP形容詞 / 語彙意味論 / ゼロ形態素 / Multiple Tier Analysis |
研究概要 |
Wiseやclever類のいわゆるW類の形容詞について、(a)It was clever of John to punish the dog./(b)John was clever to punish the dog.の構文交替が観察される。本研究はこの現象をヴォイスの転換と捉え、(b)文を基本構文とし、(a)文は(b)のcleverにゼロの受動形態素が付加して派生した一種の受動形容詞文と分析した。(b)の主語Johnは動作主の役割を担い、(a)文ではこれが内項化されof句へと転換する。事実、動作主を表すbyがofに取って代わるという現象がある : It was clever by John to punish the dog.。以上本研究は形容詞の語彙意味、すなわち項構造からW類形容詞の構文交替を説明した。
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