談話における指定文に関する総合的研究-関連性理論,認知言語学による考察

• 研究課題/領域番号: 19520417
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 英語学
• 研究機関: 上越教育大学
• 研究代表者: 加藤 雅啓 上越教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (00136623)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: (1)指定文 / (2)分裂文 / (3)疑似分裂文 / (4)コピュラ文 / (5)関連性理論 / (6)ガ分裂文 / (7)談話 / (8)認知語用論 / 指定文 / 分裂文 / 疑似分裂文 / コピュラ文 / 関連性理論 / ガ分裂文 / 談話

研究概要

it分裂文の焦点に生起する副詞について, 「制限下接詞onlyによって焦点化することができる付加詞, 下接詞は, モダリティ領域から命題領域への認知転換が可能である」ことを実証的に検証し, 分裂文の総記的含意と認知転換について新たな提案を行った.
日本語のガ分裂文の研究では, 報道文から収集した後項焦点のガ分裂文を関連性理論の観点から分析し、後項焦点文のB項は、先行文脈の話題を断ち切り、新しい話題を導入する機能を持つことを新たに提案した.

研究成果

• [雑誌論文] ガ分裂文の談話機能 (2009)
  • 著者名/発表者名: 加藤雅啓
  • 雑誌名: 上越教大学研究紀要 第28巻 ページ: 119-130
  • NAID: 110007100201
• [雑誌論文] ガ分裂文の談話機能 (2009)
  • 著者名/発表者名: 加藤雅啓
  • 雑誌名: 上越教育大学研究紀要 28 ページ: 119-130
  • NAID: 110007100201
• [雑誌論文] It分裂文の焦点に生じる付加と下接詞 (2008)
  • 著者名/発表者名: 加藤雅啓
  • 雑誌名: 上越教育大学研究紀要 第2巻 ページ: 163-172
• [雑誌論文] It分裂文の焦点に生じる付加詞と下接詞 (2008)
  • 著者名/発表者名: 加藤雅啓
  • 雑誌名: 上越教育大学研究紀要 27 ページ: 163-172
  • NAID: 110006573062
• [雑誌論文] It分裂文の焦点とモダリティ表現*-命題領域とモダリティ領域の認知転換と総記的含意- (2007)
  • 著者名/発表者名: 加藤雅啓
  • 雑誌名: International Journal of Pragmatics vol. 17 ページ: 1-19
  • NAID: 40016615186
  • 査読あり
• [雑誌論文] It分裂文の焦点とモダリティ表現-命題領域とモダリティ領域の認知転換と総記的含意- (2007)
  • 著者名/発表者名: 加藤雅啓
  • 雑誌名: International Journal of Pragmatics 17 ページ: 47-70
  • NAID: 40016615186
  • 査読あり
• [学会発表] ガ分裂文の談話機能について (2008)
  • 著者名/発表者名: 加藤雅啓
  • 学会等名: ことばを考える会
  • 発表場所: 新潟大学新潟駅南キャンパス
  • 年月日: 2008-09-10