研究課題
基盤研究(C)
(1)前置詞の共起制限に関して,名詞句に加えて形容詞句・副詞句・前置詞句や節要素を補部として取ることができる前置詞もあり,範疇選択を規定する必要がある.(2)前置詞句の文中の位置としては,前置詞句の意味に依存するが,副詞的修飾語として文頭・動詞句末・文末,さらに,助動詞の位置も可能である.(3)前置詞句の意味解釈のためには,前置詞に基本的な意味を設定し,名詞の意味はクオリア構造の構成クオリアと目的クオリアを用いる方法が有望である.