研究課題/領域番号 |
19520562
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
加藤 千香子 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (40202014)
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研究分担者 |
橋本 順光 大阪大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (80334613)
松原 宏之 横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (00334615)
小玉 亮子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (50221958)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 近・現代史 / トランス・ナショナル / 黄禍論 / 世紀転換期 / 国民国家 / ジェンダー / 世代 / 青年 / 国民 / 日露戦争 / 帝国 |
研究概要 |
本研究では、まず世紀転換期における特徴的な国民規範形成のプロセスの検証がなされた。日本における「青年」の構築と組織化、アメリカでの性にかかわる問題、ドイツにおける「少子化」問題、イギリスでの黄禍論や「武士道」概念といった焦点を浮かび上がらせ、それらが同時代の世界との緊密な関係のうえに登場したことが検証された。他方、国民規範が企図した社会秩序の安定化については、必ずしも果たされたわけではないことも明らかにされた。
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