17-18世紀インド・グジャラート地方の国際港市社会の変容過程についての研究

• 研究課題/領域番号: 19520605
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 東洋史
• 研究機関: 長崎県立大学
• 研究代表者: 長島 弘 長崎県立大学, 経済学部, 教授 (10145964)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2009年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: ムガル朝期インド / 英領期インド / グジャラート地方 / スーラト / 港市社会変容過程 / 東インド会社 / 港市社会 / 変容過程 / 東洋史 / 17,18世紀 / インド / グジャラート / 社会史

研究概要

本研究では、ムガル朝期から英領期にかけてのインド西部のグジャラート地方の国際港市スーラトの社会の変容過程を追究した。先ず国内外での最新研究の分析・批評を行ない、さらにヨーロッパ諸商館の所在地とその所有権の有無の分析や長崎とスーラトの町割の比較の研究を行ない、江戸幕府に比べてムガル朝による商人や商館の管理の相対的脆弱性および18世紀におけるイギリス商館の政治権力の漸次的拡大を部分的ながら解明した。

研究成果

• [学会発表] The Factories and Facilities of East India Companies in Surat:Their locations,building characteristics and ownerships (2007)
  • 著者名/発表者名: 長島 弘
  • 学会等名: 科学研究費基盤研究(A)17-18世紀アジア諸地域の港町における異文化交流の諸相の比較研究(代表:羽田正)主催の国際シンポジウム:Cultural Interactions between Europeans and Local People in Asian Port Cities in Seventeenth and Eighteenth Centuries
  • 発表場所: 東京大学山上会館
  • 年月日: 2007-10-13
• [学会発表] ムガル帝国における国家と商人-国際港市スーラトを中心に- (2007)
  • 著者名/発表者名: 長島弘
  • 学会等名: 社会経済史学会近畿部会夏季シンポジウム
  • 発表場所: 大阪市立大学文化交流センター、大阪市
  • 年月日: 2007-08-24
• [学会発表] ムガル帝国における国家と商人-国際港市スーラトを中心に- (2007)
  • 著者名/発表者名: 長島 弘
  • 学会等名: 社会経済史学会近畿部会夏季シンポジウム
  • 発表場所: 大阪市立大学文化交流センター
  • 年月日: 2007-08-24
• [図書] Local and Foreign Cultural Interactions (2009)
  • 著者名/発表者名: Haneda Masashi(ed.), Matsui Yoko, Liu Yong, Ito Shiori, Liu Zhaohui, Leonard Blusse, Bhawan Ruangsilp, Soren Mentz, Philippe Haudrere, Nagashima Hiromu, NUS PRESS
  • 総ページ数: 233
  • 出版者: Singapore, Asian Port Cities
• [図書] Asian Port Cities, 1600-1800 : Local and Foreign Cultural Interactions (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽田正(編), 長島弘, 他10名
  • 総ページ数: 233
  • 出版者: NUS PRESS, Singapore, in association with KYOTO UNIVERSITY PRESS