研究課題/領域番号 |
19520619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小原 豊志 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (10243619)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アメリカ民主主義 / 白人性(ホワイトネス) / 人種意識 / 黒人選挙権 / 白人選挙権 / ペンシルヴァニア州 / ロードアイランド州 / ドアーの反乱 / アメリカ史 / 白人性 / 合衆国憲法修正第15条 / 連邦執行法 / クラン裁判 |
研究概要 |
本研究は19世紀アメリカ合衆国の黒人選挙権問題を白人性研究の成果を取り込みつつ考察することによって、アメリカ民主主義に内在する人種性の起源を解明しようしたものである。具体的には南北戦争以前期の自由州における黒人選挙権の剥奪現象を同時期の白人選挙権問題と関連させて考察することにより、この現象が選挙権を自立性の指標とみなし、この権利を「白人」の特権たらしめんとした民衆の人種意識の表出したものであったことを明らかにした。
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