研究課題/領域番号 |
19520637
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
吉田 正広 愛媛大学, 法文学部, 教授 (10284382)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | イギリス / 福祉国家 / キリスト教 / 教会 / 戦争 / 記念碑 / 反ユダヤ主義 / イングランド教会 / ソーシャル・クレジット / 現代史 |
研究概要 |
第二次世界大戦中のイギリスではカンタベリー大主教ウィリアム・テンプルが福祉国家建設への方向性を宗教的に裏付けた。彼の影響力の背景には、イングランド教会内部の聖職者による様々な運動があった。例えば、アングロ・カソリック派のA.V.Demantは、第一次世界大戦以後、自らの宗教的立場から信仰復興運動にかかわるとともに、中世のギルドの復活や高利の禁止を唱えて、金融界に対して批判的な姿勢を示し、やがて地域通貨を目指すソーシャル・クレジット運動に深く関わった。このような宗教的背景の下で戦後におけるイギリス福祉国家の建設が可能であった。
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