研究課題/領域番号 |
19520641
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
佐々木 博光 大阪府立大学, 人間社会学部, 准教授 (80222008)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ジロラーモ / フラカストーロ / 「ペストの種子」 / テオドール・ベーザ / 医療と社会格差 / アンブロワーゼ・パレ / トマス・シデナム / ペスト毒 / ペスト病院 / ペスト菌 / 天然痘 / ペスト感染説 / 予防接種 / ペスト条例 / 隔離施設 / 神学的ペスト文書 / 医学的ペスト文書 / 贖罪 / 恐れ / ペストの毒 / 世界の脱魔術化 / ミアズマ / ジロラーモ・フラカストーロ / 感染説 / テオドーア・べーザ / ヨハンネス・レーディンガー / 医学的なペスト文書 |
研究概要 |
ヨーロッパ・ペスト史の研究は、中世の黒死病(1347-51年)と19世紀末のペスト菌の発見に集中した。中世にペストは神罰と見られた。ペスト菌の発見に至る道程は、ペスト観が脱魔術化する歴史であった。この過程を明らかにするために、近世のペスト文書を検討した。三つの宗派(カトリック、ルター派、カルヴァン派)の神学、医学、行政に関わるペスト文書の比較考察から、三宗派それぞれがペスト観の脱魔術化に果たした役割を明らかにした。
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