研究課題/領域番号 |
19520647
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
肥後本 芳男 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 教授 (00247793)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 南北アメリカ史 / 出版文化 / ナショナリズム / 共和主義 / 女性史 / 女流史家 / 印刷文化 / 市場革命 / 大覚醒運動 / 公共圏 / アメリカ革命 / ジェンダー / アメリカ史 |
研究概要 |
本研究は、アメリカ革命からアンテベラム期を射程におき、新共和国における印刷文化とジェンダー関係の変容過程を分析した。革命期を境におびただしい数の印刷物を通して合衆国では人種とジェンダーによる重層的な公共圏が生まれ、参政権から排除された中産階層の女性の多くは、教育や編集・出版の分野で重要な役割を担うようになった。本研究はこれらの女性たちの言動が「女性の領域」を擁護する一方で、19世紀前半には慈愛と美徳に基づく「自由な帝国」の膨張を文化的側面から支えたことを明らかにした。
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