研究課題/領域番号 |
19520648
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
深澤 百合子 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 教授 (90316282)
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研究分担者 |
土谷 信高 岩手大学, 教育学部, 教授 (50192646)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 禁鉄モデル / コンテキスト考古学 / 古代 / 東北 / 古鉄再加工技術 / 流通 / 錫杖状鉄製品 / 釘様鉄製品 / 鉄技術 / エミシ / 北海道 / 技術コンテキスト |
研究概要 |
エミシの鉄の実態とは古鉄リサイクルによる鉄の再生、再利用を特徴として行われていたということができる。古代においても古鉄は広範囲に流通し、古鉄流通網がすでにあった可能性がある。古鉄を再生加工し、日常生活の必需品に作りかえる技術を持っていた。密貿易あるいは交易において、それを仕切る有力者が存在し、古鉄は再分配されている可能性も考えられる。また、鉄は禁止される以前から流失しており、規制、禁止をしても鉄は抜けて流失するということがエミシ社会でも生じており、考古学資料を解釈するために禁鉄モデルは有効であることが検証できた。
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