研究課題/領域番号 |
19520667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
山中 敏史 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 文化遺産部長 (90000504)
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研究協力者 |
志賀 崇 京都大学大学院, 人間・環境学研究科, 院生(博士後期課程)
清野 陽一 京都大学大学院, 人間・環境学研究科, 院生(博士後期課程)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 郡衙 / 評衙 / 地方官衙 / 郡界 / 領域 / ミヤケ / 掘立柱建物 / 五十戸 / 国衙 / 郡界線 / 国造 / 郷 |
研究概要 |
本研究では、7世紀第III四半期以前の前期評段階とそれ以降の後期評段階との間で、限定的・端緒的で不安定な官衙施設から恒常的な施設への変化や、王領を核として住民を王権直属民とした人的編成組織から領域による人民掌握単位への変化がうかがえることを明らかにした。また、国衙には7世紀第III四半期以前に遡る例がないことも示した。それによって、天武朝以降に国評制が成立し、8世紀以降の国郡制として継承され確立していく過程を展望した。
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