研究課題/領域番号 |
19530003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
櫻井 利夫 (桜井 利夫) 金沢大学, 法学系, 教授 (80170645)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 中世盛期 / ドイツ / 封建社会 / シャテルニー / 城塞 / 帝国 / 付属物 / 城塞支配権 / 歴史的諸関連 / ドイツ封建社会 / 城主支配領域 / 神聖ローマ帝国 / フランス / 城塞の付属物 / ライン河流域 / 城主支配権 |
研究概要 |
第1に、中世盛期にライン河中流域の32の城塞について、第2にドイツのその他各地域に考察範囲を拡大し、50以上の城塞について、その周囲に形成された城主の支配権がフランス型のシャテルニー(城主支配圏)として把握できることを解明した。第3に、ドイツ王国の全領域に、さらにドイツ王国と共に神聖ローマ帝国を構成したイタリア王国とブルグント王国にも、城塞の周囲にフランス型のシャテルニーが存在したことを解明した。この研究成果はドイツと日本の歴史学・法制史学において初めて獲得された学問的成果であり、11-13世期までの中世盛期を歴史的にシャテルニー段階として措定するための基礎になるという学問的意義をもつ。
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